これまでいくつか【NFT】について記事を書いてきたのですが、「ぼく自身あまり理解できてなかっのかも!」と思い改めて【NFT】について書いていこうと思います。
なぜ価値があって、どんな取引がされてるのか?人気のNFTも紹介しながら解説します。
「【NFT】なんて聞いたこともなかった」という人にも理解してもらえるように書いていきますね。
『NFT』を購入するためにはいくつかの準備が必要です。こちらの記事を参考にしてNFT 購入の準備をしておきましょう。
【NFT】ってなに?
「NFTってなに?」とか「NFTとは?」とか、このワードはよく見かけますね。これらを調べるとでてくるのは、
『Non Fungible Token:非代替性トークン」代替不可のトークンで、ブロックチェーン技術を用いてデジタルデータの所有権を証明できる技術のこと。「唯一無二のデジタルデータ」なんて説明が出てきますね。
ブロックチェーンを使って「あなたのもの」であることを証明してくれます。過去のデータをすべて遡ることができて、いつ誰が誰に売ったり譲ったりしたかがわかります。
「で?」「それになぜ値がつくの?」
そうなんですよね。「だから何?」ってなるんですよ。っていうか、なったんですよ。
先日、ぼくが所属するあるチーム内で投資の話になったんで、NISAやIDECO、全世界株やS&P500の話をしたんですよ。そうすると、「そうなんですね」「やった方がいいんだろうと思ってるんだけど、よくわからないし怖い」っていう流れになったんです。
なので、積み立てNISAの仕組みを話して、「リスクを抑えながら投資をするならインデックスがいいよ」なんて話ができるんですよね。「長期的に見たら、アメリカではまだ人口が増えていってるので、これからも市場が伸びていく可能性が大きいよ」とか。
でもリスク分散はした方がいいので、それ以外にも「日本株に外貨や仮想通貨、そして【NFT】も持っておくといいよ」っていったら、「エヌ?ん?なに?」となるわけですよ。そこにいた7人が誰も知らない。
いま日本で【NFT】を持ってる人は16,000人しかいないので、日本の人口のうちの1万人って1万人に一人しかいないってことなんですよね。
常にTwitterやSNSで当たり前のように【NFT】の話をしてるんで、あまりにも日常的になりすぎてました。「持ってはなくても聞いたことくらいはあるだろう」なんて思ってましたが、そんなことはありませんでした。
いざ説明しようとしてもまさにちんぷんかんぷんです。
はじめて【NFT】という言葉を聞いた人にも理解してもらうには?
【NFT】アートの使い道
前置きが長くなりました。【NFT】について、今もっともメジャーなものは『PFP』と言われるデジタルアートです。これはSNSなどのアイコンに使われることが多く、今のところそれ以外の用途は特にありません。ぼくたち「ブロガー」は記事の中に吹き出しを入れるのに用いたりしますが、せいぜいその程度のもの。
最近では、プロジェクトによっては、そこのNFTを持っていることで得点を受けられるお店もできてきましたが、まだまだわずかです。
「代替不可でこれは唯一無二のアートなんだ」って言っても意味が分かりませんよね。
それがわかったところで、それになぜ何十万、高ければ何百万もの価値がつくのか理解できません。
コレクターと呼ばれる人たちがたくさんのNFTアートを所有して、それをメタバース空間に展示したりしますが、価値の分からない人にとってはただの絵です。
絵画とはまた違うので、「かわいいな」とか「かっこいいな」とかその程度のものでしょう。
【NFT】アートは会員証
ぼくがはじめて買った【NFT】はクリプトニンジャというプロジェクトから派生した【CryptoNinja Partners(CNP)】というPFPアートでした。
それがこちら!
ぼくは去年の6月にブログを始めるにあたってこの【NFT】を購入しました。当時5万円程度。
その時のことはこちらの記事をお読みください。
ブログをはじめるにあたり、Twitterアカウントを開設。そこでさっそくこの【CNP】をアイコンにしました。
そして、【CNP】をアイコンにしている人をフォローしていきました。すると【CNP】をアイコンにしている人達からフォローされ、みるみるうちにフォロワーさんが増えていきました。
ちょうどタイミングも良かったとは思います。まさに【CNP】が盛り上がってるタイミングにうまく乗れたんだと思います。
【NFT】アートは会員証と書いたのは、このように自分が応援しているプロジェクトの【NFT】を購入することによって、同じ思いの人とつながることができることからです。
実際にぼくもTwitter上ではありますが【CNP】を持ってる人たちとの交流ができ、リプのやり取りをして、ふだんからコミュニケーションをとるようになりました。最近では「スペース」と言って、Twitter上でのおしゃべりもしています。
そのプロジェクトを盛り上げるために、SNSのアイコンにしたりして仲間を増やしたり、コミュニティに参加する。
SNSで発信し認知を広げ、参入してくる人を増やす。そうするとその【NFT】の価値が上がり、自分の資産も増える。
このように一生懸命発信をしている人は運営メンバーの目にも止まり、Twitterであればフォローやリツイートなどをしてもらえ、認知度が上がります。
会員にとってこれほどうれしいことはありません。このようにしてPFPは会員証としての役割がとても大きいのです。
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NFT は儲かるのか!チェックすべきこと!
投資対象として扱う
会員証の役割のほかにもちろん投資対象として扱う人もいます。
いま【CNP】は2.7ETHほど。45万円。ぼくが最初に購入した【CNP】が5万円ほどでしたので、今売れば単純に40万円ほどの利益が出ます。
実際にはここからロイヤリティという、運営への報酬10%と、OpenSeaへの手数料2.5%がかかるので、45万円からそれらが引かれ393,000円ほどが手元に残ります。
先日、【NFT】を楽しんでる高校生のお話を聞いたのですが、その高校生は、口座を開設するのに親御さんの名義で開いてもらった。
お金もないので5,000円から始めたとのこと。それからわずか半年ほどだったと思います。ではNFTだけでイーサにしておよそ30ETH、500万円ほどの利益が出ているそうです。
その方法は【初期ミント】と言って、格安でリリースされる【NFT】を購入し、価値が上がったら売るということを繰り返しながら資産を増やしたとのこと。
他にもGiveaway(ギバウェイ)に参加し、いくつかの【NFT】を受け取ってるとのことでした。
Giveawayとは?
『NFT』のプレゼント企画。条件をクリアし申し込むことによって、抽選でプレゼントしてもらえる。
【NFT】で稼ぐことは実はそれほどむずかしくありません。
ぼくも所有するNFTの利益は2023年1月現在の価格で200万円を超えています。
※あくまでも今それらすべて売却し円に換えればの話です
ただし、株も一緒ですが、もちろん選ぶ『NFTプロジェクト』は重要です。
- ファウンダーに魅力がある
- ファウンダーや運営がDiscord に常にいて発信している
- Twitterの発信を熱心にしている
- ロードマップが発表されている
このようなことをチェックしながら、どのようにプロジェクトを運営されているか追いかけてみましょう。
格安の初期ミントで入手
初期ミントとは【NFT】をリリースするタイミングで購入することです。プロジェクトによっては格安ミントと言って、数百円でリリースするものがあります。
はじめにも話した【CNP】も初期ミントは『0.001ETH』と200円程度でした。
それが45万円と高額になりました。
他にも【AoPanda Party】という人気プロジェクトの【NFT】も同じく初期ミントは『0.001ETH』
現在『1.5ETH』およそ25万円くらいになっています。
格安の初期ミントで買うためには、AL(アローリスト)をというものを入手する必要があります。
【AL】の入手条件はプロジェクトによりさまざまですが、それが入手できるとほぼリスクなしに【NFT】を所有することができるので、気になる【NFT】の【AL】はぜひとも入手しておきたいものです。
『Twitter』や『Discord』 で発表されることが多いので、それらをチェックして情報を確認しましょう!
NFT投資のデメリット
イーサリアム(ETH)の価格に注意
『NFT』で投資する際に気を付けなくてはいけないのが、NFTの価値だけではなくイーサリアムの価格にも気を付けることです。
基本的にNFTは、仮想通貨である「イーサリアム通貨(ETH)」を利用します。※ほかの通貨の場合もあります
NFT自体の価値は上がったとしても、ETHの価格が暴落してしまえば価値は上がりません。
どちらも下がってしまったとなれば目も当てられません!
ただし逆もあります。
一番理想的なのはどちらの価値も上がることですね!
リスクを少しでも抑えるために始めのうちj格安初期ミントで手に入れる。そうすれば、よっぽど購入額を下回ることはありません。
気長に価値が上がることを待てますね。
NFTプロジェクトの選定に気をつける
NFTが今後盛り上がると言っても、なんでもかんでも価値が上がるわけではありません。
先ほど書いたように、プロジェクト選びはとても重要です。
初期ミントが格安だという理由だけで購入しても失敗することがあります。
実際ぼくも0.0001ETH(16円)という超格安ミントで購入したNFTがそれすら割ってしまってるというものがあります。
ミントする際にはガス代という手数料がだいたい数百円かかります。そうなれば、ガス代だけでもかなりの支出になるので、それが重なってくればかなり痛い出費となります。
格安ではない初期ミントにも気を付けましょう。販売直後にミント価格より下がってしまうことを『ミント割れ』と言いますが、そのようなプロジェクトも少なくありません。
盗難のリスク
まだセキュリティ面はあまり強くありませんし、『DYOR』と言ってすべて自己責任になります。毎日のように盗難事件がおこっていて、保証は一切ありません。
DYORとは?
「Do Your Own Research」の略で、「自分で調べましょう」という意味。失敗しても誰も責任を取ってくれないので、自分で調べて納得してから購入しましょうということ。
NFTを購入する際には【ウォレット】と言って、NFT専用の財布を作るのですが、その【ウォレット】をオープンシーやミントサイトと言われるものに繋ぎます。つなぐ際には「パスワード」を入力するのですが、それが詐欺サイトだった場合には【ウォレット】の中身(ETHやNFT)を抜かれたり、すべてを売られてしまうことがあります。
そうならないためにも自己防衛がとても重要です。Twitter上の【ミントサイト】には繋がない(格安ミントの案内)。偽アカウントに騙されない。Giveaway企画に応募する際には発信者をきちっと確認する。怪しければ申し込まない。
ウォレットをつなぐ際には注意を徹底しましょう!注意しすぎることはありません。少しでも怪しいと思ったらウォレットを繋がないようにしてください!
少しでも怪しいと思ったら、欲しい「NFT」だったとしてもあきらめましょう。
抑えておきたいプロジェクト
まずは有名なプロジェクトから派生したNFTや二次創作NFTなどを調べてみましょう。
最近盛り上がっているプロジェクトを少し紹介します!
最近はクリプトニンジャ系がとても強いですね!
全体的にかなり値段が上がっているので手を出しにくくなっています。予算次第ではありますが、思い切ってまずは一つ購入してみると、ご自身で興味をもって調べるようになるので、NFTの動きなどがわかってきます。
でもなるべくなら、始めは格安ミントで販売されるプロジェクトを見つけてAL(アローリスト)を入手するのがリスクが低いです。
今日本のプロジェクトでも盛り上がりを見せているのはイケハヤさんの注目しているプロジェクトが多いのが事実です。
上で紹介したプロジェクトは全てイケハヤさんが関わっているか、応援しているプロジェクトになります。
【Twitter】や【Voicy】をチェックして最新の【NFT】情報を入手しましょう。
NFTの楽しみ方
Discoedに参加
ほとんどのNFTプロジェクトで『Discoed』にコミュニティを持っています。興味のあるNFTプロジェクトを見つけたら、そのDiscoedに参加してみましょう。そして、勇気を出して一言挨拶してみましょう!
どこのプロジェクトでも優しく迎え入れてくれますよ
どこの【Discoed】を見てもみなさん楽しそうにやり取りしています。最初は入るのに勇気がいりますが、何度か挨拶をしてみると慣れてきて、居心地のよい場所が見つかります。是非トライしてください。
SNSのアイコンに使用
ぼくがはじめて購入した『ナルカミ(CNP)』は、さっそくTwtterのアイコンとして設定しました。そうすると先ほど書いたように、おなじく『CNP』をアイコンにしている人とやり取りするようになりました。
そうすると、その人が注目している他のプロジェクトの情報やAL(アローリスト)の入手方法、Giveaway(プレゼント)企画の情報を見ることができ、情報が精査されたり、格安でNFTを購入する機会ができるので、リスクを抑えることができるようになります。
コミュニティの形成
これは得意不得意がありますが、ぼくはこのコミュニティのおかげで新しい挑戦ができました。
まだまだ世間には【NFT】が普及していないのでリアルな生活環境では【NFT】の話をする人がいません。しかし、SNSでは同じ【NFT】でつながった人たちばかりなので、当然のように【NFT】の話になります。
【NFT】をはじめて半年くらいになりますが、最近では【Twitter】のスペースで対談をしたり、飲み会をしています。気兼ねなく話ができる、忖度なく付き合える、コミュニケーションが苦手で、友達もほとんどいないぼくにとっては、この【Twitter】の付き合いがとても楽しく幸せな時間です。
このような仲間ができて、人生がより一層楽しいものになりました。新しいことにも挑戦できました。
あせって仲良くなる必要はないので、たくさんのやり取りをしながらそういった繋がりを見つけていってください。
まとめ
【NFT】の価値とはなにか?【NFT】は儲かるのか?についてお話してきました。
【NFT】業界はこれからまだまだ拡大していきます。今ならじゅうぶんに先行者利益を得ることができます。そのためには勉強する必要がありますが、ぼくの経験では株式投資に比べると、かなりの高確率で価値が上がっています。
ですが、詐欺が多いのも事実です。リテラシーを高め、詐欺を事前に見破る目を養う必要があります。
怪しいと思ったら調べる。詳しい人に質問する。ツイートして聞いてみる。これらはとても重要です。
それから、やはり人と人のつながりはとても大きな『価値』になります。そのためにも思い切ってコミュニティに参加する。【Twitter】であれば、気になる人にはリプする。その人が【NFT】を販売していて、応援したいと思えたら【NFT】を購入する。ぼくはそうしてコミュニティを形成していき、そのおかげで毎日がとても楽しく幸せです。
今のリアルの生活を捨て、もっと自由に生きたいという思いが強くなりました。どんどん新しいことにも挑戦する勇気が持てました。これはぼくにとってとても『価値』のあることです
それから、『Discoed』は参加必須と言ってもよいでしょう。そのプロジェクトの【NFT】を所有するのであれば、その後のリリース情報やAL(アローリスト)の入手方法、他のプロジェクトのALの配布など、特典がいろいろあります。
自分のライフスタイルに合った楽しみ方ができるのも【NFT】のいいところです。
ぜひまずは一つ入手して、学びながら【NFT】を楽しんでいきましょう。
最後までお読みいただきありがとうございました。