うっかりでは済まない!NFTのオファーで、間違えて10倍の金額を提示ということで今回はお話します。
かわいい神代(Kamiyo)NFTリリースで事件はおきた!神代は全く悪くありません!
今回ぼくがオファーをミスしたのはこのプロジェクト。
古事記プロジェクトのNFTアート『KAMIYO(神代)』
もちろんこの『古事記プロジェクト』が悪いわけではありません!
全力で応援しています!
古事記と歴史を大事にし、むずかしいと思われがちなコンテンツを様々な媒体を利用し、おもしろく次世代に繋ぐクリエイティブプロジェクトです。
音楽(MV)、ボイスドラマ、舞台、ラジオ番組、VR作品など、様々なコンテンツに展開しています。
そんな『古事記プロジェクト』通称『こじぷろ』がNFTアートに参入!2022年10月29日にリリースとなりました。
なにをやらかしたのか!
今回のNFTのリリースにあたり、事前にWL(ホワイトリスト)が配られていました。
ホワイトリストとは、そのNFTをお得に購入できる確約チケットのようなものです。『こじぷろ』が企画したイベントに参加したり、タスクをこなすことでWLの枚数が増えていきます。
ぼくはそれを1枚だけ入手していました。
『こじぷろ』はNFTのリリース前から、公式Twitter『古事記project(こじぷろ)公式』や『Discord』で盛り上がっていて、ファンはこの日を心待ちにしていました。
リリースとなったのはこの日の9:30。
ぼくは8:00からリリースのあったプロジェクトにも参加していました。このプロジェクトは完全に早押しとなったので、かなり集中して購入にも挑んでいました。こちらの販売方法ははじめてのケースで、オファーを一番に出した人に購入権が与えられるものでした。
オファーが通ったのかどうかが分かりにくく何度も確認していました。そうしているうちに9:30も近づき、『神代』の公式スペースを聞き始めました。
そして9:30!いよいよWLを持つ人へのリリースがスタート。無事にひとつミント(ゲット)することができました。
ぼくはこのプロジェクトを応援していたので、リリース前から2次流通でもいくつか買うと決めていました。
そしてすぐに2次流通が回りはじめます。2次で売買されていたのがおよそ0.007ETH~0.01ETH程度。
2次流通でトータルで9つの作品をぼくは購入し、ミントした分と合わせて10枚になりました。
神代(KAMIYO)のかわいい作品たち
最終的にこれだけそろえることができましたが、競争率が高くいくつも買おうと試みるのですが失敗しました。同時に購入した人が何人もいると失敗することがあります。
ぼくはトータル6回の失敗をしました。その都度ガス代(手数料)がかかるので、購入はできないのにトータルで1,000円ほど手数料に支払いました。
それがもったいないと思い、オファーをすることを思いつきました。オファーの場合は買えるか買えないかはわかりませんが、失敗してガス代を失うことがないので、欲しいと思ったものをいくつかオファーしました。
8時からずっと画面に張り付き、何度もガス代を取られてしまい、焦りと疲れがあったと思います。
『0.01ETH』くらいで売りに出されていたものに『0.008ETH』でオファーをしようと思いました。
それなのにうっかり『0.08ETH』でオファーししまったのです。少ししてミスしたことに気付き、キャンセルしようと思っていたのですが、キャンセルの仕方がわからず少し手間取ってしまいました。
キャンセルを出したのはすでに購入された後でした。
後悔しても遅いのですが、とんでもないミスをしてしまったとかなりショックを受けました。ガス代をケチって何百倍もの損失です。
金額的には0.01ETHで2,300円ほどで買えたものに2万円ほど払ってしまったのです。小数点以下の数字が並ぶので、金額が小さいように思うのですが、かなり大きな損失になりました。
今回ミスした原因
今回ミスした原因として以下の3つがあげられます。
・普段の買い物をするときにはあまり使うことのない『小数点以下』の数字が多い
・朝からずっと慣れない購入に挑んでいて、疲れていた
・何度かオファーのやり取りを経験していたので、慣れから気が緩んだ
以上のようなことが重なったことからだと考えられます。
朝のプロジェクトで買えたのか買えていなかったのかわからず何度も確認したり、ずっとPC画面に張り付いていたり、『早押し』と言われる販売方法にも慣れておらず疲れていたとは思います。
しかしちょっとしたミスが命取りになることは肝に銘じないといけません。
NFTに限らず、WEB3.0やクリプト関連のことは、歴史的にはまだまだ新しいことになります。
そのため、詐欺が横行しており、メタマスクなどのウォレットからNFTやイーサリアムを盗まれてしまったという事態が増えています。
さまざまなプロジェクトが詐欺に注意するよう『注意喚起』のアナウンスしています!
ちょっと気を緩めると大きな財産を失うことになります。
今回ぼくは大きな損失とはいえ2万円ほどですし、もしかしたらこの先プロジェクトがさらに人気になり、このNFTの価値が2万円を超えることもあり得ます。詐欺にあって自分の資産を失うよりはマシなのですが、このような気のゆるみの延長には詐欺の被害があることを常に意識しておかなければなりません。
同じミスを二度と繰り返さないために
とにかく確認する。小数点以下の数字が並ぶので、何度も見直して確認しましょう。オファーの確定ボタンを押す前に2度3度確認しましょう。
小数点以下の数字が並ぶとはいえ、「0.008ETH」と、「0.08ETH」では、今のレートで2,000円と2万円の違いです。日本円にしっかりと換算して、いかに高い買い物をしているのかを再認識しましょう。
慣れが一番恐ろしいので、慣れてきたころに今回のことを思い出す。思いもよらないミスがあるので、どんなことにも注意を払う必要があります。
とくに詐欺には気を付けましょう。ほとんどのプロジェクトはウォレットをつながないと参加することができません。
ウォレットをつなぐ際には、本当に公式のアナウンスなのか、本人のアカウントなのかしっかり確認しましょう。
最後までお読みいただきありがとうございました。